隅田川概観
隅田川は、東京都北区の新岩淵水門で荒川から分岐し、神田川・日本橋川などの支流河川を合わせ東京湾に注ぐ、全長23.5kmの一級河川です。
現在「隅田川」と呼ばれている川は、元々は入間川の下流部でした。1629年(寛永6年)の荒川瀬替えにより荒川の本流となりましたが、洪水を防ぐ為に明治末期から昭和初期にかけて荒川放水路が建設され、こちらが現在「荒川」と呼ばれています。1965年に荒川放水路が荒川の本流となり、分岐点である岩淵水門より下流は俗称であった「隅田川」に改称されました。
江戸期において防備上の理由で架橋が制限され、明治期ごろまで多くの渡しによって両岸が結ばれていましたが、交通量の増加にともなって架橋が進みました。後の関東大震災以降鉄橋に架け替えられ、自動車時代の到来により多くの橋が建設されてきました。
それぞれが特徴のあるデザインとなっており、近年では災害対策連絡橋を主とした橋や遊歩道的な歩行者専用橋なども架けられ、よりバリエーションが豊かになっています。